京都の東山三十六峰の南端近い月輪山麓に、皇室の御菩堤所で「御寺(みてら)」と呼ばれている泉涌寺があります。その格調高い境内の奥に霊明殿という桧皮葺の荘麗な御堂があり、ここに天智天皇から昭和天皇までの御歴代天皇、皇后、宮様方の御尊牌(御位牌)、御尊像、御宸影等が奉祀され、毎月の御命日やお彼岸・お盆等には御法要が行われ、また日々の御回向が続けられております。
この泉涌寺は、鎌倉時代初期に中国(宋)に十三年間留学し、律・天台・真言・禅・浄土の五宗を学び帰朝された月輪大師が、後鳥羽上皇・後高倉院及び中原信房卿等の御助力を得て、嘉禄二年(1226)に宋の形式による大伽藍を創建されました。



御座所庭園 Garden of the Gozasho


     霊明殿 Reimei-den